仕事&ライフハック

会社に慣れた普通の社会人4年目が残業100時間を経験した感想をひたすら綴ってみる

どもどもKitarouと申します。

現在新卒で入社した会社で4年目を迎えてます。

このブログでも僕の社会人生活の記事をいくつか書いて来ました。

例えば、1~2年目はひたすらノイローゼになるくらいのパワハラを受けたり、3年目からは逆に上司を論破できるようになった話などです。(良かったら下でリンク貼っとくので読んでみてください)

そして今回のテーマは残業が100時間を超えるほど働いてしまったことです。

当ブログを読んでくれる人には、これから会社員になる大学生、すでに入社した1年目や若手社員、あとはガジェットやメンズコスメで来てくれる社会人の方など様々です。

皆さんは今まで60時間を超える残業したことありますでしょうか?また100時間を超える残業をしたことがありますでしょうか?

実際にパワハラも経験したし、残業100時間もさせられたしKitarouの勤めてる会社超ブラックじゃない?

そんな疑問がわいてきますが僕自身は現在至って元気です。

残業100時間で精神崩壊したわけじゃないし、かといって自慢したいわけでもありません。

今回読者の皆さんに感じて欲しいのは「普通の社会人が残業100時間して感じること」です。

少しダラダラ書いてしまう部分や長く感じるところもあるかもしれません。ですが何か参考になる部分が少しでもあればいいかなと思います。

では行ってみようっ

残業100時間になるには

1日の残業時間

1ヵ月に100時間も残業をするなら、1日あたりの残業時間はどうでしょう?

簡単に考えると、1ヵ月の勤務日は平日5日の4週間で更生されるのが一般的です。

すると1ヵ月で残業100時間を超えるには1日あたり5時間の残業をしてることになります。

残業100時間するには

20日(勤務日数) × 5時間(1日) = 100時間

例えば定時が8:00~17:00であれば17:00~22:00まで働けば1日あたり5時間の残業達成です。

でも本当は17:00以降に「休憩」と称して残業が付かない時間帯が入ってます。

すると1日残業5時間つけるには23:00~0:00まで働くことも可能性としては濃厚です。

生活リズムは寝るか仕事

上記表にまとめてますが寝て起きて会社に行って、夜遅くまで仕事して帰って寝るだけだと人生つまらないように見えます。

僕は0時から2時くらいまで娯楽の時間取ってますが睡眠が足りないひとはできません。

もちろん仕事に重きを置くのは日本ではサラリーマンの鏡です。尊敬に値します。

中には休日出勤で土日も休みがない人や、家にいても翌週の準備をしないとかプライベートをごっそり犠牲にしてる人もいると思います。

なぜ残業が増えるか?

突然後輩が入った

会社に入ると普通は期初(上期だと4月と下期だと10月)に業務分担表が配られます。

上期始まった4月の僕の分担は決まっていてそれを1日8時間で遂行するのが当初の責任でした。

でも5月に急に後輩が入ることになりました。事前のアナウンスは無し。便宜上彼を後輩Aと呼びます。

例えば後輩の教育に2時間使うなら8時間+2時間で10時間です。残業になりますね。

でもぼくの後輩Aは外国籍の人で喋るのは上手だけど読み書きが全然できませんでした。

しかも入社して以降、意欲があまり感じられずこちらから常に管理してないと全然仕事が進まないひとです。

1日2時間って決めてたのが3時間や4時間かかってしまうこともあります。

これだけで残業が1ヵ月30~40時間は増えます。

期初予定の無かった緊急案件

これはもともと責任範囲になかったのですが大きな短納期のプロジェクトがやってきてそれを僕が担当することになりました。

5月から9月までにかけてやるもので短期ではありますが業務量増になります。

プロジェクトなので毎日一定の時間をかけるものじゃありません。

でも1週間で8時間かけるとすると1ヵ月で32時間ほどになります。

30年勤続の先輩が辞めた仕事が降ってきた

これが一番衝撃的でした。

30年勤続していた先輩Bが辞めてしまいました。年齢50歳オーバーです。

その先輩の業務の7割を僕一人で引き受けることになりました。

その理由は「辞めた先輩Bの業務を僕の後輩Aに将来的に任せたい」というのが部長の方針。

でも先輩Bの担当商品は30年間一人扱ってきた機械で同じ部署にノウハウを持った人がいません。

とりあえず僕が商品のこと仕事のこと全部学んで後輩Bにこれから時間をかけて伝えていかないといけません。

僕が学ぶ時間、仕事として回す時間、後輩Bに教える時間、これだけで1日4時間くらいかかります。

すると1日4時間の残業は1ヵ月で80時間くらいになりますよね。

本当はそのベテラン先輩Bがやってた業務100%引き継ぐと1日8時間かけてやってる仕事をもらうから普通は8時間の業務増ですよね・・・

結果残業が増えて当然

では残業が増えた原因の整理をします。

要点整理
  1. 後輩の教育に40時間
  2. 緊急案件に32時間
  3. 辞めた先輩の業務引継ぎ&実行80時間

これ全部合計すると152時間の残業増です。

1ヵ月160時間(1日8時間を20日)と合計すると1ヵ月で312時間働いていることになります。

自分の時間がほとんどない

1ヵ月24時間30日で720時間だとすると43%が仕事です。

すると僕には57%しか時間が残されていません。この中にはご飯、お風呂、通勤時間、そして睡眠時間も含んでます。

単純に57%が自分の時間じゃありません。

結果として娯楽の時間と土日を合わせても3分の1も自分の時間がないことになります。

残業100時間超えて思うこと

とりあえず方針に従う

一つ前提にしておきたいのはこれは部長の判断であり、僕がいる部署の方針だということです。

会社に属している以上は上司の意見は会社の方針なのでまずは従うべきだということです。

もちろん実務をやるのは担当で不満や怒りはいくらでも出てきますがそれについては後で書きます。

まずは部として決めた以上、求められたアウトプット(成果)を出そうと思います。

なぜ自分なのか?

ここで疑問に思うのは「なぜ自分なのか?」または「なぜ自分だけなのか?」

個人談になりますが僕の疑問は「課長や他の人はみんな遅くても19時に帰ってるのになぜ自分だけ0時すぎても働かないといけないか?」です。

僕の会社は最近「働き方改革」には比較的力を入れてるように見えて、効率の悪いオジサン2~3人を除いては19時くらいにはほとんどの人が返ってます。

その中で20代若手で残業をしているのは僕だけで、課長や他の部署の人はみんな早く帰ってることに疑問と不満、そして怒りを感じます。

「もっと他のやつにも仕事振れよ」と。

上司は全て本気でやらせたいのか?

次に思ったのは部長は本気で全てをやらせたいのか?ということです。

上司には優先順位をつけるようにと言われました。

確かに仕事を進める以上、どうしても優先順位(Priority)は決めないといけません。

会社の損益にかかわること、コンプライアンスにかかわること、お客さんの対応、このあたりは会社の運営を左右するので基本的に優先順位最大です。

それ以外の報告書や分析、ハンコもらう仕事等の雑務は基本的に優先順位最低です。

むしろ「こんなの無くしちゃえよ」くらいの感覚でやってます。

しかし結果としては「優先順位をつけてもいいが全部やれ!」が上司のメッセージでした。

自分はむしろ業務効率を実現している

では僕自身は上述の通り優先順位と取捨選択を判断してそれなりに自分のPDCAを回しました。

結果として152時間増えてしかるべき残業を120時間程度で収めました。

120時間自体おかしいけど、やることやって想定より減らしてるんだからこの結果は評価されるべきじゃないですか?

後輩Bやほかの社員と違ってアウトプットは出してる方だと思います。

これが個人的な考えです。

出来なくても仕方がない

これだけやってるとどうしてもできないものも出てきます。

理由としては主に3つあります。

  1. 時間がいくらあっても足りない
  2. 並行してやるには限界がある
  3. 人手が足りない

この結果、求められている仕事があっても出せないときは仕方ないので「ごめんなさい、間に合いません」と正直に報告。

これで怒られるようなら会社に不満をぶちまけますが、今のところ仕方ないと言ってもらってます。

残業代は全部つける

僕の会社は残業代がほとんど出てます。

なので残業がいくら100時間を超えようと全て申請します。

水増しとかではなく事実なのでこれで出ないようであれば労基に訴えましょう。

精神的に現在は安定、でも続くと嫌

ではこれだけ業務を虐げられて鬱になったりしないのか?って思う人もいます。

不満とかストレスはもちろんありますが精神的には安定してます。2年間のパワハラで鍛えられた部分もありますが簡単にまとめます。

安定していると思える理由は以下。

  • 不満や怒りを出す覚悟がある
  • いつでも辞めるつもりでいる
  • 自分の意見をいつも持ってる
  • そして仕事自体は嫌いじゃない
  • 今の仕事は勉強になる
  • 転職するとき役に立つ
  • いずれは残業も減る

逆にこれから不安定になるかもしれない理由は以下。

  • 会社と会社の人は嫌い
  • 比べ物にならないパワハラ経験済み
  • 今の状況が続くのは嫌
  • 後輩が成長しない
  • 自分が評価されない

これが僕自身が現在、「自分が仕事をしている」と自信を持って言えることも大きいと思います。

最後に

今回は普通のサラリーマンであるKitarouの残業100時間を経験した背景と思ったことを正直にまとめてみました。

少し前までは怒らることに耐性も無くて、一方的に思い悩んでました。

でも現在は怒られても違うときは「違う!」と自分の意見をもって発言するようにしてます。

これだけで仕事の進め方はかなり改善しましたが、次は業務量が一方的に増えてきました。

まずは会社として上司にこの状況を早く気づいてもらって対処してほしいです。

自分からはあまり言いたくありません。なぜなら部下の業務量管理は上司の責任だからです。

僕のプライドが高いってのもあるかもしれませんが、部下から言っても会社的には「若いやつが泣きごとを言ってる」と思われるだけなので会社の成長にもなりません。

僕は現状をどうしても処理できなければ会社を辞めるつもりです。

一方で転職相談にも行きました。

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今より条件求人があること、自分が応募できるスキルを持ってること、それなりにキャリアアップできることを確認済なので精神的には安定してます。

そうして自分の現状と将来についていろいろ考えてみてるこの頃です。

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終わり

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