マンガ/書評

約束のネバーランド7巻は激しい頭脳戦と更なる疑問が浮かんだ一冊だった!

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第6巻の最後では外の世界唯一の手掛かりであるミネルヴァを求めてエマ、レイそしてGF(グレイスフィールド)から脱走した子供たちはあうシェルターにたどり着きました。

そこにはまさかの人がいました!しかも結構な歳でありそうだがこの人がミネルヴァなのか!?

 

どもどもKitarouですっ!

2018年1月4日に「約束のネバーランド 第7巻」が発売されました!

発売して早速読んでみましたが、予想外な展開や謎な部分がまた出てきたので考察していこうと思います。

では行ってみようっ!

 

男の正体はミネルヴァだったのか!?

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6巻の最後に出てきたシェルターいた男性はミネルヴァじゃありませんでした。

けど、かつての別の農園から脱走してきたいわゆるエマたちの「先輩」にあたると自分で言っていました。

つまり、GF以外にも脱走してきている人間たちが他にもいる(いた)わけで今回出てきた男性(通称オジサン)はその一人だったということになります。

 

ではこのシェルターにはオジサン一人だったのかというと違うようです。後述しますが、かつてオジサンにも一緒に逃げてきた仲間がいました。でもみんな死んでしまったようで現在はオジサン一人でシェルターで暮らしているということです。

 

第7巻は大きなストーリーとしてエマ&レイ対オジサンの頭脳戦や探り合いが中心となってきます。

最終的にはエマとレイがミネルヴァを求めてオジサンに次の候補地A08-63まで案内させるというところにつながっていきます。

 

では次から第7巻を読んだ感想、疑問、考察を混ぜていきます。

シェルターの奥に書かれた密猟者の意味は何か?

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シェルターの中を探していると、小さなイベットとお姉さん役のアンナがある部屋を見つけます。

いかにも闇が深くて、恐怖心を与える部屋です。必ず何かの意味を持っています。

壁には大きく「密猟者(Poachers)」と書かれてあります。念のため密猟者の意味を見ておきましょう。

 密猟者:国際間の協定や法令を無視して陸上の動物を採取する事である

 

この部屋には他にもいくつかの言葉や、人の名前が書いてあります。拾ってみましょう。

<出てくる英語>

  • HELP, LIAR, Someday, Stay with me など 

<壁の左の名前>

  • Maria, Anny, Flore, Wolra, Danian, Lucas, John, Pedro, Bess, Viviana, Nicolas, Erica, Abel, Mike, Hilda, Jatte, Pina

*左の壁の上の名前だけつぶれてわかりませんでした。

*スペルは見たまま書き起こしたのでスペルミスがあるかもしれません。

Liar嘘つき、とかHelpとかこのシェルターでは何かあったに違いありません。

密猟者というのは、僕の個人的な予想だと、他にも外の世界で暮らしている人間がいるのではないのでしょうか? そして資材や隠れ家を求めた人間たちがシェルターを襲ってそこに住んでる住人から奪い取る。

この他にも脱走者がいたというのが伏線で、実はB06-32のようなシェルターが他にもあって人間たちが鬼から隠れて、そして互いに搾取し合いながら暮らしている。 」という考えが自然と浮かんできますね。

 

もしそうなら最初にエマたちに雑魚と言った理由も納得できます。ほかの人間の密猟者たちにエマたちは遥かに及ばないという推測からです。

オジサンは本当に仲間を見捨てて生き残ってきたのか?

オジサンは作中では「仲間=ムダ、希望=ムダ、情け=ムダ」と言ってます。

しかし、エマたちが仲間だといって一緒にいる様子をみたオジサンは意識を失うまでに混乱してそのまま気絶しました。

 

本当にオジサンは自分以外のモノを邪魔だと考えているのだろうか?

 

やはりオジサンにもかつて仲間がいたのだから、仲間がどういうものかその肌で知っているはずです。

でも仲間を失くしたところにオジサンの心の闇があり、物語を進めるうえで重要な要素となっているのでしょう。

 

これも僕の推察ですけど、オジサンはかつて一緒にいた仲間のリーダー的な存在だったが、あるとき外に出ねばならずそのタイミングで作戦を間違えた。

その結果仲間全員を死なせることになってしまい、今後自分の手で人を殺めるようなことはしたくない、のではないでしょうか。

 

鬼の種類多すぎない!?

第一巻では鬼が人を食らう存在と出てきました。前回の第六巻では鬼と人は契約をして互いの世界を分けていたと述べられてました。

 

でも獣型の鬼、集団行動の鬼、人を食べない鬼、鬼のトップなどと段々鬼の種類や階級が枝分かれしていきますね。

 

ジャンプでは貴族の鬼なるものまででてきているので今後の 鬼がどういった存在かさらに謎が深まりは解き明かされていくでしょう。

全体的な感想

7巻全体としては少しペースとしてはゆっくりな気がしました。

第6巻で、ムジカとソンジュに出会い、人間と鬼の関係など物語の世界観が少しだが明らかになったので、それと比べるとインパクトが弱いかなと。

ただ、6巻で全体の世界観が明らかになったということは今後、いろんなダンジョン要素や、いろんな町に行って発生する出来事やトラブルなど「~編」みたいな感じで話が区分けされやすくなってくるんじゃないかと思いました。

 

終わり

 

 

 

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