マンガ/書評

なぜ経営者が漫画「キングダム」をそれほど薦めるか考えてみた

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コンビニでお釣りをもらうと手垢めっちゃついててつい、募金箱に入れてしまうのは金持ちのクセ。

 

どもどもKitarouですっ!

 

最近、前のバイト先の社長さんや、個人経営やってる知り合いなどが口を揃えて「キングダムは読むべし」とおっしゃりひとまず最新刊まで読み終わりました。

ネットで調べてみてもいろんな実業家の人たちがキングダムをオススメするのでその理由を考えてみました。

 

では行ってみよう。

 

 

漫画「キングダム」について軽く説明

舞台中国史上最初の統一王朝「秦」の始皇帝が、実際に中華を統一するまでをストーリーにした歴史漫画です。

 

主人公「信」は奴隷の身分ながらも、若くして死んだ「票」と約束した夢である「天下の大将軍」を目指して秦の兵士として出世してきます。

 

もちろん奴隷身分なので兵士になることも難しかったが、後の秦王「政」が弟から暗殺の危機にあったところを見事救出、土地と戸籍を手に入れ兵士となることができた。

 

最初は歩兵から始まる信であったが、見事に武功を収め百人将、三百人将と位を上げていく。

話の途中で六大将軍の存在など信が今までに見たこともない偉大な中華に名を轟かす大将軍と関わることで信はさらなる成長を遂げていく。

 

経営者が参考にしたい「士気」の上げ方

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*「キングダム」470話より

 

キングダムの中ではいたるシーンで覇気のない部下や兵士たちに檄と飛ばすシーンがあります。

 

今は確かに苦しいかもしれない先にある栄誉のために今を乗り越えるんだ!的なニュアンスで兵士たちの気力が震えるほど高くなる。

 

こうした信念が戦況を変えてしまうような何が起こるか最後までわからないということを経営者たちは芯に持っているようです。

 

だから自身が前線の先頭に立ち、部下たちに自ら背中を見せることで組織全体で一つの目標を達成できるということをキングダムでは教えてくれています。

 

経営者が参考にしたい「自分の役割」とは何か

信が率いる飛信隊という少数軍はさらに上の将軍の下で必ず任務(又は役割)が与えられます。

馬陽での王騎軍と合同した対趙と戦では「左軍と趙右軍が戦っている最中に、
どさくさにまぎれて敵将•馮忌の首をとってこい」という任務が飛信隊に与えられる。

 

飛信隊は百人、相手は二万人、どう考えても無謀なように見えるのだが、王騎にの作戦は無謀ではなく、作戦に織り込まれたものでした。

 

このように経営者は部下に自分の戦略とその意図をいかに伝えることができるか、又は自身を信頼させられるか。

そこには言葉だけでなく、威厳や実績が伴ってきますよね。

 

なので王騎将軍のような戦国の世に名を馳せるほどの実績を持った人に「俺を信用しろ!」と言われればさすがに部下はこれ以上逆らえない。笑

 

もちろん部下も上の言いなりになるわけでなく、その意図をしっかり汲み取り、自分の役割を理解して、「戦」という大きなプロジェクトを遂行していくのです。

 

根本的なことだが何かの成すのに金やコネはいらない

世の中にはたくさんの経営者がいますがみんなが金やコネにものを言わせて成り上がったわけでないのは当然です。

 

信は奴隷の身分ながらも血の気が立ってるが筋は通すその純粋さで周りをどんどん巻き込んでいく。

そこにはすでに身分なんてものはなく、一人の人間として認められていく姿が描かれています。

 

ビジネスにおいて重要なのは金やコネ、学歴のみでない。これらはあくまで自身を磨き上げる装飾品のようなものでその人の本質を表すものでないのです。

 

戦も必ずセオリー通りにいかない。桓騎や麃公の戦を見ていると、セオリーだけでなくその都度作戦を練り任務完遂までの道筋を立てる。

だから、このようにひたむきに目標に向かってそれをいかに達成させるか、それを考え抜ける人こそ経営者や実業家にふさわしく、なるべくしてなっているというものだとキングダムでは教えてくれています。

 

最後に

キングダムを読んで見たけど、こんな経営者目線にならないでも十分面白いしそんな敷居の高いものではなかったです。

 

僕個人的には世界史割と詳しい方だったんで戦国七雄の群雄割拠が漫画で再現されることがすごいワクワクしました。

 

まだ完結してなかったことを知らなかったのでちょっと残念ですが楽しみはまだまだ続くとポジティブに考えて先のお話を待つとします!!

 

今日は終わりっ!!

 

 

 

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